イギリス的香港?香港的イギリス?
2007年 04月 12日
香港に来て、驚き、納得したこと。
いろいろなところある、イギリスを思い出させるものたち。
確かに、10年前までココはイギリスだった。
古い映画を見ると、裁判のシーンでイギリスの判例を読み上げて、議論をしている。
「19○X年△月、バーミンガムで起こった・・・」などと、言っていておもしろい。
ちなみに、ヨーロッパの昔の男の人がかぶっていた、白髪のくるくるパーマのカツラも裁判の正装。今も、使っているらしい。イギリスでも現役?
本題。
私はイギリスに行く前、ダブルデッカーは観光用だと思っていた。
でも、イギリス中の大切な足。
我ながら、ちょっと、赤面する過去・・・
それが、やっぱり香港にもある。
イギリス北部のバスに似てるなぁ。
車内
下車ボタンも同じ♪車内はちょっと狭いかも。
二階部分。
香港の乗り物には、必ずと言っていいほどテレビがついている。
テレビ大好き香港人♪
もちろんシングルも、イギリスっぽい。
イギリスのダブルデッカーと違って、2階の後ろに、たむろって騒いでるティーンネイジャーがいない。いつでもどこにでも安心して乗れる。
落書きもなく、同じなのは、食べかすが時々転がっていることくらい。
そして、次の停車場所は表示されたり、放送されたりする。
もちろん、「○○についたら教えて」って方法をとることもアリ。
イギリスのドライバーより、感情が安定していて、サービスはいい。
でも、「おはよう」とか「ありがとう」なんてコミュニケーションがないのは寂しいなぁ。
ミニバスといわれる、マイクロバス型バスは、香港ならでは。
大型バスより細かい路線を走る、便利なシロモノ。
はじめ、私はイリーガルなバスだと思ってた。
だって、マイクロバスだし、みんな道端で適当に拾ってる感じがするし・・
それに、下車の仕方がすごい。
「その角でおろして!」
「次のショッピングセンターの前!」
などと、降りたい場所を叫んでドライバーに知らせるのだ。
…広東語ができないと乗れない。
しかも、猫バス並みに飛ぶ!飛ぶ!
目的地に着いた時点で、車酔いでgive up。目的を果たせず、家へ帰ったイタイ思い出が…
車内にはなぜかスピード表示器が。
スピードの出しすぎで事故が多いから?
でも、乗客に知らせて何の意味があるのか???
小銭がないと乗れないミニバスもあるけれど、香港の交通機関。全てこれ一つ。
オクトパス。イギリスのオイスターと同じように、読み取り機にかざすだけ。
オクトパス・オイスター。似てるようで似てない名前。意味があるのかな。
読み取り機が壊れています、なん~てバス、香港で見たことない。(残念!?)
by lun_lun_deracine
| 2007-04-12 02:27
| HK